第24回参議院議員選挙閉幕 大河原まさこさん議席に届かず! 

 7月10日投開票の、第24回参議院議員選挙が幕を閉じました。
東京・生活者ネットワークは、この選挙を「安倍政権の暴走を止める選挙」「改憲への道を阻止し、民主主義・立憲主義・平和主義を守り抜き、政治のあるべき姿を取り戻す選挙」と位置づけ、国民主権の政治を実現するため、国政取り組み方針を共有できる大河原まさこさんを比例代表で単独推薦し、選挙に臨みました。府中・生活者ネットワークも全力で応援しましたが、残念ながら大河原まさこさんは議席に届きませんでした。

 今回の選挙では、改憲勢力が3分の2以上の議席を占めることを何とかくいとどめたい、という思いで取り組みました。安倍首相は、2018年9月までの自民党総裁の任期中に実現する意欲を示していましたが、この選挙期間中憲法改正にふれることなく、経済政策と野党批判を繰り返すなど、争点隠しに徹した選挙戦を展開。発議に必要となる参院の3分の2以上の議席を改憲勢力が占め、改憲に向けての道筋が開かれてしまったことを、私たちは肝に銘じています。今後は、かけつけ警護など安保関連法の具体的施行やTPPの批准に向けての審議など、これまで先送りしていた問題を強硬に進めていくことが想定されます。

 府中・生活者ネットワークは、いまの憲法の理念が守られ活かされる社会、脱原発、エネルギー・食料の地産地消、多世代にわたって暮らしを支えるセーフティネットの充実など、一人ひとりの人権が尊重される、持続可能な豊かさを実感できる社会を実現するために、これからも地域から声を発し続けていきます。