「特定秘密保護法」に反対します!

 ~12月5、6日と連続でフォーリス前アピールを行いました~

 11月26日の衆議院で、特定秘密保護法案が、自公とみんなの党の賛成多数で可決してしまいました。
 各地で開催された公聴会では、すべて
の発言者が「国民の『知る権利』を侵害するこの法案には反対」と言っていたにも関わらずの結果です。国会が国民の代表の議論の場ではなく、単なる数の力をふりまわす場でしかないことの怖さを実感します。
 
12月5日参院国家安全保障特別委員会でも、十分な質疑もされないまま、審議を打ち切り強行に採決しました。
 
参院本会議では、12月6日の午後から審議され、同日深夜に与党の賛成多数で可決されました。

 

「特定秘密保護法」とは、国にとって特に重要な情報を「特定秘密」に指定し、それを取り扱う人を調査・管理し、「特定秘密」を外部に知らせたり、外部から知ろうとしたりする人などを処罰することによって、「特定秘密」を守ろうとするものですが、対象分野の制限はなく、何が「特定秘密」であるかも秘密とされそうです。
 
私たちの「知る権利」に影響が及ぶだけでなく、言論・出版の自由、学問の自由など、憲法で保障された基本的人権を侵害するおそれがあります。
 一方で警察の自由な
捜査・逮捕の権限を与えるものです。

 

 

生活者ネットワークは、これからも廃止を求めていきます。