「わくわく市民のつどい2015」を開催しました。
年度末の休日にもかかわらず、大勢の方にご参加いただき、大盛況でした。
第1部は市民セクター政策機構・専務理事の白井 和宏さんによる基調講演「世界に広がるシティ・ファーマー!都市農業で地域コミュニティを再生するために」でした。
地球規模で広がる農業就業人口の減少と食の危機のお話はとても深く、考えさせられる内容でした。また、カナダやイギリスなど都市部で、小さくてもできることから農作物を作り、周りのひととのコミュニケーションを広げるなどの活動をしている「シティ・ファーマー」についてわかりやすく紹介、解説していただき、これからの都市農業の可能性を地域コミュニティの創造や農業就労などを中心に学びました。
第2部では、4月に行なわれる府中市議会議員選挙に向けて、府中・生活者ネットワークが擁立を決定した3人の候補予定者が、それぞれの市政への想いを語り、これからの府中についてのビジョンを発表しました。
<市議会議員 田村ちえみ>
これまで市議会には、若者の就労や男女平等社会の実現など、様々な問題を提起してきました。これからも若者や女性が困難を抱えていても支援が受けられる仕組みを提案しながら、地域でいきいきと働きつづけることができる府中のまちづくりを目指します。
<政策委員長 泉ちず子>
これまでは市民団体として、学校給食問題や、福島の子どもたちを府中に招く保養活動を行なってきました。女性が社会や地域でいきいきと働くための在宅介護の家族支援やきめ細かな子育て支援と、若者が将来に希望をもって働くことができるような制度づくりと支援体制を、地域から声をあげて、誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめていきます。
<政策委員 西のなお美>
地域を歩いている中で、私のご近所でも身近な「小さなシティ・ファーマー」を沢山見つけてうれしくなりました。子育て支援や地域通貨など、これまで活動してきた市民活動の知識や、地域の人とのつながりを活かして、府中ならではの「地域力」を見つけながら誰もが安心して豊かに暮らせるまちづくりを目指します!
最後に、田村ちえみ、泉ちず子、西のなお美、の3人を応援する市民の皆さんと、都議会議員の山内れい子さんからたくさんの力強いメッセージをいただきました。
お忙しい中ご参集くださった皆様、ありがとうございました。