「西府わき水まつり」に参加しました

府中地域協議会メンバーと共に、府中市と「NPO法人府中かんきょう市民の会」共催の「西府わき水まつり・用水の生き物探検隊」に参加しました。
 農工大の学生さんの案内で、
20人ほどの親子連れが「タモ網」「捕虫網」を持って張り切って出発しました。市川緑道の「あずまや」から歩いて10分ほどの「府中用水」の水域とその周辺のくさむらで生き物調査をしました。
 

台風の影響で用水は水かさが増え、白く濁っていましたが、ほんの1時間ほどの探検で30種類を超える生き物を見る事ができました。

ナガコガネグモ

タモロコ

 

 

 

 

 

 

 

 探検の後はどんな生き物を見つけられたかをみんなで確認し、指導員の方から地域の生き物について詳しく教えていただきました。
 用水の水域にはタモロコ、オイカワなどの小魚の他にザリガニ、ヌマエビ、ヤゴ(トンボの幼虫)、トウキョウダルマガエル(トノサマガエル)などの生き物がたくさん隠れていました。

 この用水路は国立市から府中市までつながっていて、底や護岸がすべてコンクリートで固められている府中市と、まだ土の部分が残っている国立市では、生物の種類や大きさが異なっているそうです。
 また、周辺のくさむらではカマキリ、ショウリョウバッタ、テントウムシなど、住宅街ではあまり見かけなくなった昆虫に出会いました。
  

 毎日通っている道端の用水に、こんなに豊かな自然が残っているとはうれしい驚きでした。この身近な自然を守り、子どもたちに残していくために私たちにできる事は何でしょう?考え行動していきたいと思います。