「わくわくまちづくりトーク」を開催しました

1月19日午前、中央文化センターにて「わくわくまちづくりトーク」を開催しました。3人の議員から12月議会の報告を聞き、集まってくださった市民の皆さんと意見交換をしました。

議員からの報告は、府中市学校給食センター基本計画(案)について、次期府中市総合計画(平成26年~29年)の市の財政状況と基金計画について、府中駅南口再開発事業の進捗状況、新市庁舎建設についてなど、多岐にわたりました。また各議員の一般質問についてはわくわく通信126号(2014年1月号)に詳しい報告が掲載されていますのでご覧ください。

「特定秘密の保護に関する法律の廃止を求める意見書」をネットが議員提案したとの報告もありました。残念ながら採択されませんでしたが、大切なことなのでこれからも発信していきます。

 また議員の報告の他に、「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求める陳情の代表者の荒井さんより、陳情の経緯や議会での様子について報告がありました。新市庁舎建設については「市民検討協議会」に参加している市民の方から、協議会の様子や進捗状況について説明がありました。

 質疑応答では様々な意見や質問がありました。中でも南口再開発と新市庁舎については参加者の関心が高く、話し合いの中心となりました。

 南口再開発については、1月中にすべてのテナントが仮店舗に転居すること、完成までに3年かかること、けやき並木への車両の乗り入れができなくなること、などの議員の説明に、参加者からは、周辺道路の整備について、歩行者用通路(ペデストリアンデッキ)について、自転車の動線について、など、様々な意見・質問がありました。

 新市庁舎については、いま、「市民検討協議会」の意見をどう取り入れるかを市は検討している段階だそうですが、出来るだけ大勢の市民の声をいかし、高齢者や車いすの方にも使いやすく、かつ利用者数に見合った贅沢すぎない質素な庁舎を求める声が上がりました。

 その他にも、府中市民の交通マナーの低下について危惧する声があり、小中学校の交通安全教室だけでなく、大人へのルールの周知方法や自転車専用道路の整備など、行政の担うべき課題も提示されました。今後はよりよいまちづくりを目指して、市民は、行政や議会に対して、市民の意見をより広く反映させるための条例づくりや住民投票などの提案が必要ではないかという、大きな問題にも議論が発展しました。

 1時間半の短い時間でしたが、大勢の方のご意見をいただき、参加者同士の意見交換もできて有意義な会となりました。これからのまちづくりに生かしていきたいと思います。