車いすウオッチング~西武多摩川線「多磨駅」周辺~Part2

2021/02/26(金)午後1時集合  参加者:長和、岡田、伊藤麻子

今回は、新しくなった「多磨駅」へ再度車いすウオッチングに出かけてみた。まだ、駅まわりは工事中だが、新駅は見ちがえるほどモダンな駅に変貌していた。以前利用していた地下通路は閉鎖され、駅の反対側に行くには、階段または上りのエスカレーター(下りエスカレーターは無い)かエレベーターを利用することになる。
車いすでエレベーターに乗ってみた。降車場のスペースが少し狭い気がしたが、入り口と内部には、車いすでも手が届く位置に横に3ヶ所ほどボタンが並んでいて、どの位置に乗っても押しやすくなっている。アナウンスも京王線の駅では「こちら側のドアが開きます」と言われ、視覚障害の方や音の方向がわかりにくい方には不便だと感じたが、多磨駅では「入口と反対側のドアが開きます」と指示があり、わかりやすいと感じた。
これまでの位置より南寄りに移動した新しい駅からは、道路がまっすぐ東の「あんず通り」につながる計画ではあるが、古いお店や住宅も残っており、この先いつ完成するのかまだまだ時間がかかるよう思えた。
近隣の外語大にも足を伸ばしてみる。車いすで通ると、歩道のブロックの大きさによってガタつきの違いに気がついた。街路樹の根による凸凹も車いすには通りにくい要因の一つだ。校内は“対話と交流”をテーマにした個性的な建造物が建ち並び、通路のすべてに点字ブロックが設置されており、まっすぐに伸びた通路や並木道を近隣住民など誰でも利用できるようになっている。
その後、7年前にオープンした「Co Co」という10人ほどが入れる小さなお店でコーヒーブレイク。反省会と次年度の地区活動テーマを決めた。ピザの香ばしい臭いが食欲をそそった。

 新しくなった多磨駅

新しくなった多磨駅

多磨駅エレベーター 手前のガラスとの間が狭く、混雑時には密になる

多磨駅エレベーター 手前のガラスとの間が狭く、混雑時には密になる

開発途中の駅の東側

開発途中の駅の東側

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