2022年度予算に反対の意見を述べました
府中市では、長年にわたる「行財政改革」で職員の人員整理、福祉や教育の予算の制約など「自助・共助」、「受益者負担」との方針を進めて「公助」を減らしてきました。いま、女性や非正規労働者や若者の貧困が、コロナ禍により、拡大したことが社会問題化しています。この課題に生活者ネットワークは市に独自の対策を求めてきましたが、コロナ禍の困難から抜けきれていない市民は多く存在し、エッセンシャルワークに支えられている介護や福祉の現場では、事業継続に苦慮しながら、自助努力で仕事を続けている現実があります。
2022年度の予算は、国の方針に倣った「デジタル化」の推進が目立ちますが、現在の課題と「ポストコロナ」を見据え「人権」に配慮した「多文化共生」「多様性社会」のための施策は十分ではありません。市民の状況や課題に向き合った施策が反映されていない2022年度の予算案に生活者ネットワークは反対しました。
反対討論全文は こちら です。